内視鏡検査
内視鏡検査について
大腸内視鏡は、検査する医師の技量が物を言います。当院院長は、胃カメラ16000例、大腸内視鏡5000例の経験を有し、日本消化器内視鏡学会の専門医の資格を有しておりますので、安心してお任せください。
大腸がん検診にて要精査の場合、高率に癌が発見されます。早期発見のため、定期的に内視鏡検査を受けることをお勧めします。
経鼻内視鏡の導入
平成19年4月より、鼻から挿入する胃カメラを導入いたしました。
従来の胃カメラに比べると、嘔吐反射がほとんどおこらない(おえーっとならない)、検査中に普通に話すことができるなど、楽に検査を受けることができます。
内視鏡検査のよくある質問
なぜ内視鏡検査が必要なのですか?
腹痛や便秘・下痢などのお腹の症状に対し、市販薬などによる一時的な治療に終始するあまり、病気をこじらせてしまうケースが多くみられます。
このことは、結果的に治療を長引かせ、治りにくくする原因になっています。
正確な診断をすることは、病気を的確に短期間で治すために必要なことなのです。
内視鏡検査によって、肝炎やHIVに感染する心配はないのですか?
ありません。
使用した内視鏡は、最新の内視鏡洗浄器を使用し、学会のガイドラインに準拠して、十分な洗浄・消毒をしています。
内視鏡によるポリープ切除は可能ですか?
可能です。
ただし、胃や大腸のポリープは、大きさに比例して、出血や穿孔などの合併症が起こりやすくなります。
リスクが大きいと判断されるケースは、無理をせず検査のみ行い、治療は外科のバックアップのある、入院可能な病院へご紹介いたします。
内視鏡検査検査結果
令和3年度 室井内科クリニック内視鏡検査成績
【令和3年4月1日から令和4年3月31日までの、内視鏡検査成績です。】
A.上部内視鏡(胃カメラ) | 症例数 |
---|---|
特に異常なしまたは胃底腺ポリープのみ | 120 |
胃または食道の術後変化のみ | 14 |
カンジダ食道炎 | 3 |
逆流性食道炎(明らかな粘膜傷害) LA-A,B | 22 |
逆流性食道炎(明らかな粘膜傷害) LA-C,D | 2 |
逆流性食道炎(明らかな粘膜傷害) SSBE | 12 |
逆流性食道炎(明らかな粘膜傷害) LSBE | 0 |
食道乳頭腫(良性ポリープ) | 1 |
胃びらんまたは表層胃炎のみ(明らかな萎縮なし) | 56 |
慢性萎縮性胃炎(ピロリ菌陰性) | 96 |
慢性萎縮性胃炎(ピロリ菌陽性) | 48 |
慢性萎縮性胃炎+過形成ポリープ | 8 |
十二指腸炎 | 7 |
胃潰瘍(瘢痕除く) | 8 |
十二指腸潰瘍(瘢痕除く) | 5 |
胃・十二指腸潰瘍瘢痕 | 29 |
マロリーワイス症候群 | 1 |
胃粘膜下腫瘍 | 14 |
ATP | 1 |
下咽頭がん | 2 |
食道がん(早期0 進行1) | 1 |
胃がん(早期1 進行0) | 1 |
計 | 404 |
B.下部内視鏡(大腸) | 症例数 |
---|---|
特に異常なしまたは痔核のみ | 37 |
憩室のみ | 25 |
切除後 | 3 |
直腸潰瘍 | 1 |
非特異的腸炎 | 8 |
虚血性腸炎 | 2 |
潰瘍性大腸炎(活動性) | 2 |
潰瘍性大腸炎(CR) | 6 |
結腸粘膜下腫瘍 | 4 |
7mm以下の腺腫(ポリープ) | 37 |
8mm以上の腺腫(ポリープ) | 27 |
当院にて実施したポリープ切除術 | 24 |
LST(腺腫) | 2 |
大腸がん(早期7 進行5) | 12 |
計 | 171 |
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